変形性股関節症

変形性股関節症の原因

変形性股関節症とは
股関節の可動域が狭くなる、股関節やその周りの筋肉が硬くなるなどの原因により、股関節に負担がかかり、
骨が変形したり、軟骨がすり減ったりしてしまい、その結果、股関節が変形し痛みが生じる状態を指します。

股関節が変形してしまうと、関節に痛みを生じます。
特に立ち上がるとき、歩き始めるときに痛みを感じるため、歩行が困難になったり、
歩き方が崩れてさらに他の部位を痛めてしまう原因になったりします。

歩くことで痛みが生じるため、歩くことが辛くなり、歩く機会がどんどん減ってしまいます。
そうなると、可動域はどんどん狭くなり、筋力も衰えてくるため、症状は悪化する一方です。

しかし、痛みを我慢して無理に動かそうとすると、無理な体勢になったりして、
逆に関節や筋肉に負担がかかってしまいます。

まずは痛みを取り除き、良い状態で体を動かせるようにすることが必要です。

変形性股関節症の治療

まず考えないといけない事は、痛みによって歩けない、もしくは歩き方が崩れてしまっているという状態では
いつまでたっても股関節に負担がかかり続けるという事です。

まずは痛みの緩和を目標に、股関節やその周りの筋肉の柔軟性の回復、
可動域の増加などを行う事により、股関節にかかる負担を減らし、痛みを和らげていきます。
そして、まっすぐ歩けているかを毎回チェックして、問題なく歩けているという状態まで持っていきます。

また、最終的には骨盤の歪みや姿勢を整えて、股関節にかかる負担を減らし、
再発予防、痛みの出にくい体を作るというところまでサポートさせて頂きます。

変形した股関節自体を直す事は出来ないのですが、
股関節の周りの筋肉や関節にアプローチし、歩き方を整える事で、
痛みの緩和・予防、症状の軽減などを目標に治療を行っていきます。

変形性股関節症・股関節の痛みなどでお悩みの方は一度当院でご相談下さい。
問題なく歩ける体作りを目指して一緒に頑張って行きましょう!!